事業紹介

機械・エネルギー・プラントプロジェクト

事業について

機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部は、機械分野、エネルギー・インフラソリューション分野において事業を展開しています。

機械分野では、自動車産業向けを中心に生産設備の一貫したサポート機能を提供しています。自動車以外の分野においても産業機械、分析機器、繊維機械などの販売をグローバルに展開しています。DXによる新たな事業基盤の確立やCASE分野の電池商材等の新たなビジネス創出に加え、カーボンニュートラル(CN)社会実現のために省エネ環境診断を軸とした工場CO2の排出削減にも取り組んでいます。

エネルギー・インフラソリューション分野では、CN社会実現に向けた再生可能エネルギーの開発やサステナブル社会づくりに貢献するインフラ開発などに取り組んでいます。

再生可能エネルギーは、風力、太陽光、水力、地熱、バイオマスなどの発電事業を全世界規模で展開しています。アフリカ・新興国での開発促進、洋上風力開発など発電事業を強化しつつ、VPP*や分散化電源の開発などにより、競争力のある再生可能エネルギーを供給しています。さらに、船舶燃料のLNG転換、バイオディーゼル供給といった高品質でクリーンな燃料供給やお客さまの環境負荷低減に必要なソリューションを提供し、宮崎県では都城森林組合との協業を通じてスギコンテナ苗木を育て、森林資源の循環利用を推進しています。

インフラ開発では、新興国での社会課題解決に貢献するため、強みがある中東・アフリカ・新興国において、事業提案・資金調達・設計・機材調達・建設工事に至るまでのインフラ整備や、空港・港湾・水関連事業などのインフラ運営に取り組んでいます。

電動化に伴う自動車産業の構造変化、CN社会実現に向けた再生可能エネルギー市場の急拡大、中東・アフリカ・新興国でのニーズの多様化など大きく変貌する外部環境に対して、既存ビジネスの収益基盤をリーンで強固なものにすると同時に、社会課題解決を意識して顧客の困り事を解決しながら新たな領域に挑戦し続け、持続的に成長していくことを目指します。

  • 分散型電源をネットワークでつなぎ、電力需給バランスを調整する仮想発電所
自動車メーカーの加工ライン
発電プロジェクト
自動車ターミナル(パディンバン国際港)
主な事業内容
機械 自動車産業向けを中心とした製造・物流設備、部品・工具類、建設機械などの国内外取引および付帯する設計・修理・据付工事などの一貫したサポート機能の提供
エネルギー・インフラソリューション 風力、太陽光、水力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー開発、運営およびエネルギー関連全般の事業開発、運営
空港、港湾、電力などのインフラ整備、運営およびLNG、バイオディーゼルなどの燃料供給事業
関連リンク

価値創造事業

機械・設備の一貫したサポート機能

再生可能エネルギー事業の強化

風力・太陽光分野では、豊富な発電所稼働データを分析し、稼働率良化による電力供給の安定化やメンテナンス費用削減によるコストダウンを行っています。また、水力・地熱・バイオマス等の電源メニューの拡大、アフリカ・中東への地域の拡大、分散型や蓄電・送電・小売への機能拡大を行い、再生可能エネルギー事業のさらなる強化を図っています。

特徴
  1. 1各種機械・設備を調達・販売するだけでなく、企画・提案や技術開発、品質管理、効率的な物流、据え付け、アフターサービスに至るまでトータルにサポートし、お客さまの生産体制の構築に貢献しています。
  2. 2風力発電所の豊富な稼働データを分析し効率的なメンテナンスを行うことで、稼働率の向上と費用の削減を進めます。再生可能エネルギーに求められている安定化と低コスト化を実現できる事業体を目指して努力を続けています。

2022年3月期の取り組み

インドネシアの輸出力向上や物流コストの低減を目的に、同国の国営企業が暫定的に行ってきたパティンバン新国際港の自動車ターミナル運営事業を引き継ぎ、2021年12月より運営を開始しました。国際競争力のある港湾運営を図り、インドネシア経済の更なる発展に貢献していきます。

プロジェクトストーリー